最近、
みんなのうたが面白い(前からか?)。子供向けの曲ばかりではなく、
大人でも楽しめるような歌が増えた。映像もまるでPVみたいだ。
そのみんなのうたで今やってる曲でGOING UNDER GROUNDの『トゥモロウズ ソング』が
最近のお気に入りだ。
これは、この曲は親子愛の理想形を歌っている曲だ。
しかし、母でもなければ子もいない私でも、 この曲を聴くと、心の物置の奥底に
ガラクタと一緒に埋もれて埃をかぶっている映写機が、
突然カラカラと音を立てて思い出を映し出すような、そんな感情を覚える。
それはきっと私も親元を離れ、帰郷して会う度に思い出の中にある親と比べて
老いたことを感じてしまうくらいに成長したからだと思うし、何よりこの歌には
親子関係だけに止まらないもっと普遍的なものが見えてくるからだろう。
眠れない夜 君の手に守られて
どれ位だろう? こうしていられるのは
みんな誰だって、今が永遠であるかのように感じてしまう。そんなことはないって
知ってるのに。知ってるけど、分かりたくない。だからこそ、みんな言うんだ。
「あと少し側にいて」って。
君が思うより美しい世界
夜が明けるまであと少し側にいて
大事な人や大事なこと、大事な日々はほとんどの場合、離れたり、失ってから気付いてしまう。
でも、今がとてもかけがえの無い日々だって気付いてる人だっている。
だから、すぐにやってきてしまうその日まで、少しだけ、気持ちを分かってあげな。
明日もきっと良い日になるよ
泣いても大丈夫
そう、本当は期待してるんだ、不安もあるし、寂しいけど。子への期待と巣立ちの寂しさを
簡潔に、見事に表している歌だと思う。
ちきしょうめ、憎いぜGOING UNDER GROUND。一気にファンになっちまったよ。